2002-04-16 第154回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○政府参考人(木下寛之君) 黒部川において関西電力が平成三年に排砂を実施をした際、出し平ダムに堆積したヘドロ状の土砂が流出をし、河口から沖合幅三キロ、長さ五キロにわたりまして拡散をした、この中で、黒部市ほか四市町村にまたがりまして、定置網、刺し網、ワカメ養殖業等につきまして、ヒラメあるいはカレイ、アワビ、サザエ等の対象資源が死滅する等の漁業被害が生じたということにつきまして富山県から報告を聴取をいたしております
○政府参考人(木下寛之君) 黒部川において関西電力が平成三年に排砂を実施をした際、出し平ダムに堆積したヘドロ状の土砂が流出をし、河口から沖合幅三キロ、長さ五キロにわたりまして拡散をした、この中で、黒部市ほか四市町村にまたがりまして、定置網、刺し網、ワカメ養殖業等につきまして、ヒラメあるいはカレイ、アワビ、サザエ等の対象資源が死滅する等の漁業被害が生じたということにつきまして富山県から報告を聴取をいたしております
実は、海底に土砂がかなり堆積しているという、約二、三十センチ、ヘドロ状になっているという、これは写真も私は手に入れたんですけれども、ちょっと皆さんに回す時間がなかったものですからプリントできておりませんが、これは漁業関係もございます。警察がどのような対応をしているのかということも実はお聞きしたいんですが。
あの関空の水深十八メートル、そして海底も非常にヘドロ状で、大変な難しい工事も、確かに結果的には五割増しということになったわけですけれども、そういった経験を生かしながら、今度の中部国際空港におきましては、委員御指摘の御心配は十分承知した上で大臣折衝におきましてもぎりぎりな形で財政当局と合意を見たわけでありますので、これが増嵩しないように今後とも最善の努力をしていく決意でございます。
かなり基本的な構造物を海の中につくる、そしてその地盤がヘドロ状だとなれば、量まで違ったということで予測はしていたんでしょうけれども、このことによって一兆円が一兆五千億円になったということで、国の負担はどのくらいふえたんでしょうか。
特に、この沿岸河川から流れ込んだヘドロ状の粘土層が幾重にも堆積をいたしまして、地盤沈下を招くおそれが強いといわれております。こんなところに千ヘクタールもの人工島、しかも空港をつくって一体安全か、科学的にもはなはだ疑問であります。この埋め立てにつきましての環境庁の考え方を伺いたいと思うのです。
西防波堤の西側水深十五メートルから三十五メートルの二・五キロ、横幅十キロという広範囲にわたってヘドロ状の腐泥が堆積している。これもはっきり調べてある。しかしながら、また漁業補償をする直前になったら、それがなくなっている。こういうような調査、まことにでたらめです。環境影響評価というものは、本来できる限り測定データを集めて、科学的に評価しなければならないはずのものです。
それがヘドロ状にたまっている。そして、締め切り工事をやりますから、そこで、海がよごれておるということで補償要求が出ております。これに対しても農政局は非常に誠意がなくて、今度は漁協一任派とか、漁場を守る会とか、二つか三つに分かれてまた交渉もやって、うまくいっていないという状況もございます。
それからあと、いま焼却ということが当面考えられる、それでも完全とは言えないけれども、まあ一番の善後策だという御答弁でありますが、出回ってしまっている、たとえば海に流されてしまったPCBあるいはPCBを含むところの有毒有害物質、これは海底の底土になったりあるいはヘドロ状になったりしているわけですが、それの処理についてはもはや通産省さんではない、これは環境庁ということに管轄はなってくるわけであります。
特にその水と一緒に流れ出すヘドロ状のこまかい沈でん物、このヘドロ状のこまかい沈でん物などが坑口の前に一ぱいたまっておるわけですが、その沈でん物の中からカドミウム二・四七、多いのは銅一九八〇PPM、砒素六九〇PPM、こういうようなものが検出される。その水が流れてくる。そうして、坑口から何キロかの間は、水産試験所がさがしたけれども魚一匹いなかった。